プロフィール

鈴木 ひろ美(すずき ひろみ)
ラブキモノ刺繍 オーナー

ミシン刺しゅうを通して想いを紡ぐ
ミシン刺しゅうプロデューサー

大阪府出身。
曽祖父が呉服屋、祖父が草履の鼻緒職人で、幼少期より色合せや柄合わせの奥深さを見て育つ。

イギリスの大学Swansea Metropolitan Universityグラフィックデザイン学科卒業(学士号取得)
在学中、デザインコンペで企画力の高さが評価されBronze賞を受賞
留学中はイギリス、イタリア、フランス、ベルギー、スイス、フィンランドを訪れ、生き方やデザインセンスなど多様性に触れ感性を養う。

帰国後、広告会社に勤務。
当時日本唯一であったミシン刺繍データ教室の畔柳悦子氏に師事。

2018年、日本初となる商用利用可能な刺繍データー購入オンラインサイトをオープン
刺繍糸の美しさを引き出す凹凸感や、初心者でも困らないよう糸切りが起こらない刺繍データ制作に定評がある。
顧客がミシンを買い替えても、刺繍ミシンメーカーを問わず刺繍できるように7つの拡張子を常にセットで販売する、細やかな配慮で人気を博す

また、刺繍ミシンを買ったのに使いこなせないという声を受け、ミシン刺しゅうに関する情報発信に精力的に取り組む。
ラブキモノ刺繍公式HPでは「教えてミシン刺繍」などのカテゴリを含め、全500以上の記事を公開。
2020年よりYouTubeでチュートリアル動画の配信をスタート。
ニッチな分野にも関わらず LINE のフォロワー711名、YouTube 登録者は1600名を超え、「刺しゅうのほどき方 動画」は2.9万回再生を超える。

名古屋、大阪、東京で「ミシン刺しゅうの集い」を刺しゅう仲間と開催。
申込開始から 24 時間以内に満席となり、北海道や九州から参加者が集う。

またこの他にオンラインの ZOOM お茶会などを定期的に開催。

ミシン刺しゅうについて話せる人が周りにおらず困っていた人、介護や子育てをしながらの生きがいを探していた人、定年後の自分の可能性を模索していた人から、「刺繍ミシン好きの方と出会える場を作ってくださって感謝しかない」「生きがいができました」「年齢や立場など関係無くいろんな方と出会える」など喜びの声が多数届く。

「想いを紡ぐ」という理念のもと、多くの人の可能性を引き出すことができる、ミシン刺しゅうの世界を広める活動に使命をもやす。

全国から応募者が 182 名集まった「ミシン刺しゅうコンテスト 2023」の運営委員としても活躍。
また昨今は、日本初ミシン刺しゅうキルトの制作キットが購入できるオンラインショップを始動。
日本ではあまり知られていないミシン刺しゅうキルト分野の普及のため、製作キットや資材を販売。
時間をかけて作品を仕上げる喜びや、お互いに応援しあえる文化の醸成に力を注いでいる