【In The Hoop】クリスマスオーナメントの作り方

★In The Hoop とは
刺繍ミシンの刺繍枠を使って、作品を作る技法です。
刺繍や生地の縫い合わせなども、刺繍 枠の中で行います。
手順通りに作れば、簡単に作品を作ることができます。

▼動画はこちら

ツリーの刺繍オーナメントを例に、作り方を説明します

【制作に必要な物】
• フェルト生地
• 刺繍用下紙（手でやぶれるもの）
• 布用の仮止めのり（仮止めスプレーでも OK）
• マスキングテープ
• 吊り下げ用のリボン
• 綿（オーナメントに詰める）
• はさみ
• 針と糸（または布用ボンド）

刺繍データー名 一覧

オーナメント刺繍縫い順番

簡単にできる In The Hoop まずはやってみよう♪ 詳しい作り方です

１、フェルト生地を刺繍枠にセットして、ガイド線のみの刺繍データー（今回の場合は「6901」）を 刺繍します。

2、フェルト生地を刺繍枠からはずして、ツリーのガイド線にそって、はさみでカットします。
2 枚同じものを用意します。

３、ツリーの形のフェルト 1 枚に、リボンをマスキングテープでとめておきます。
ツリーの形のフェルトは、後程つかいます。

４、刺繍枠に刺繍用下紙（手でやぶれるもの）を、セットします。
下紙は「中厚〜厚い」が良いと思います。

５、 ガイド線とモチーフが入った刺繍データー（今回の場合は「6902」）を刺繍します。
まず、1 番めの刺繍データー【＃１ガイド線】を縫います。
縫い終わって糸替えの合図がでたら、一旦刺繍枠を刺繍ミシンからはずします。
※刺繍下紙は刺繍枠から、外さないで下さい。

≪多針の業務用刺繍ミシンをお使いの方は≫
【＃１ガイド線】が縫い終わった後、および【＃８の刺繍】が縫い終わった後に、刺繍ミシンが一旦停止 するように設定してください。

６、ツリーのフェルト（リボンがついていない方）に、布用の仮止めのりをぬります。

７、ガイド線にそってツリーのフェルトを、のり面の上にはりつけて仮止めします。
刺繍ミシンに刺繍枠を再セットして、ミシンを再スタート。
【＃２〜８ツリーの刺繍】を刺繍します。

８、【＃２〜８ツリーの刺繍】が刺繍できたら、一旦刺繍枠をミシンから外します。
※刺繍下紙は刺繍枠から、外さないで下さい。

９、刺繍枠をひっくり返して、刺繍の裏側がみえるようにします。

１０、用意しておいた、ツリー（リボン付き）のフェルト生地に、仮止め用のりをぬります。

１１、刺繍下紙の裏側のガイド線にそって、ツリーのフェルト生地を仮止めします。

１２、リボンが動かないように、刺繍枠のふち辺りに、リボンをマスキングテープでとめておきます。
これで刺繍下紙の表面と裏面の両方に、フェルト生地のツリーがセットされている状態です。

１３、刺繍枠をミシンに再セットします。
最後の刺繍データー【＃９裏側にアップリケをはりつけてからスタート】を縫います。
刺繍はこれで完成です。
次はオーナメントに、綿をつめていきます。

１４、刺繍枠から、刺繍用下紙をはずします。

１５、刺繍下紙を手でやぶりながら、オーナメントからはがします。

1６、綿入れ用の穴から、綿をつめていきます。
綿を詰めるときは、手芸用のピンセットなどを使って、綿を押し込んでいくとやりやすいです。

１７、綿を詰め終わったら、綿入れ用の穴を針と糸でとじます。
（布用ボンドで代用も OK）

私は布用ボンドで、穴をふさいでいます。
ボンドをつけた後、クリップでとめて乾くまで待ちます。
乾いたら、オーナメントの完成です〜♪